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藍染の革

写真は今季の一押しアイテム、灰汁発酵建ての藍染めによる財布です。防府市の富海で活動していらっしゃる草衣(so-i)さんとのコラボレーションレザーです。企画から色んな革を染めてみましたが、綺麗な藍色にしようと思うとなるべく白い革で無ければ綺麗に発色しません。一般的にはブリーチなどの薬品を使用しなければ、革が白くなりません。藍染めの好きな人は添加物などなるべく排除した商品を好まれる方が多く、一般的な白い革は使用したくなかったので、素材に拘ってみました。今回使用したのは「白鞣し」と言う革です。この革を作れるのは世界に1人だけだと言われています。鞣しの工程で、塩と、水と、菜種油だけを使用して、約1年かけて鞣される究極のエコレザーです。写真ではなかなか奥深さが伝わり難いですが是非一度、現物を見て頂きたいです。

去年も開催しましたが、8月には草衣(so-i)さん達と山口井筒屋の美術画廊でグループ展も開催予定です。素敵な作品を数々製作されていますので、チェックしてみて下さい!

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