新たなる素材を求めて
出張をしばらく控えていましたがそろそろなタイミングかなと考え、姫路まで行って来ました。昨今の諸問題をいろいろ自分なりに考えた結果、ひとつの素材に出逢えました。白なめしという平安時代から伝わる技法をベースに、現在のバイオの力など駆使して作り上げるハイブリッドな革です。タラマメという豆のタンニンで鞣された革は色が変わらないのも魅力。原皮は国産。写真は北海道産のエゾシカです。ブランド立ち上げ当時から考えている原点回帰。当たり前な在り方に、人間の知恵や工夫をアートで表現すること。終わりのない追求心を持ちながら、常に進化していきたいです。